昭和46年03月21日 夜の御理解
今日は丁度親教会の御霊様のお祭りでしたから、お参りさせて頂き帰らして頂き、裏に入っておりましたら、佐田さんとあっちが見えとると、裏さん炬燵の間で色々話して居りました。佐田さんの弟さんお医者さんをして居られる方が、これが又あのアメリカに招聘されて行こうかと、もう行く気になって居られましてね。けれどもお母さんは、やっぱりもう遠い所にやりたくないと言っておられたんですけど。
お母さんももうとにかく御神意を頂いて、まあ親先生が行っても良いと言われるなら私も安心してやれるし、貴方もそれで腹を決めなさいと言う様な事で、あちらも弟さん方夫婦、佐田さん達が夫婦とお母さんとで今日は見えました。それでまぁ色々と御神意を頂かせて貰うて、結局行かれん事に腹が決まったんですけれども。夕方になってからご飯でもあるよち言うてから、あれを閉めましてドアを勿論こう閉めましたら。
あの弟さんの奥さんお医者さんの奥さんが、急にお腹が痛みだしてそれから(?)室の、長い椅子に掛けられ、色々しよりなさいましたけれども、益々苦しまれますから、だったらしいですから、その医者を呼んであの近所に医者はないだろうか。私は医者は知らん大橋のどっかこの近所に、あるとはある様にありますけれどねち言う。一つそんなら注射器を借りてしたいからと言われて、丁度そん乗せられてから、自動車は恐らく三人居られんごつなりましたから。
それからすぐ私はその後にそんならあのお母さん、お願いしたから、御神米を言うて渡しなさいと、御神米を頂かせましたら、おかげでけろっとお蔭を頂かれた。帰って来る時にはもう、その、お蔭頂いて居られたけれども、やっぱ注射を借りてそ来られたから、まあ注射を打たれたらしいですけれどもね。もうほんとにもう佐田さん達の事ですから、理路整然としかも実際、体験を通して説かれるけれどもお神様の事が分からん。今朝から本当にあの、無駄な抵抗は止めましょうと云う様なね。
御理解を頂いたんですけれども。ほんとに私は申しました。丁度その時麻生さんがまた、二度目のお参りをされましたから、貴方達の様にもう云うなら、最高の学問を身につけられた方達が、信心させて頂いて、ほんとに日々御神徳の中に生かされてある喜び。それでいてあなた方の頂いて居られる、まあ教養とか学問とかと云った様なものを頂かれたら、どんなに素晴らしい、それこそ輝かしい毎日であり世の中になるだろうかと云いますけどね。神様の事は中々信じようとしない。
けれどもまた私その中にやっぱり、佐田さん達一家の御信心がもうとにかくこの様にして、少しずつ分からせて頂くのでございましょうち云うてから、お母さんが云うて居られましたですがね。もうほんとに神様を目の当たりに見せて頂く様にして何時の場合でもですがね、そのおかげを下さるけれどもまだ神様のおかげとは見えない所にね、人間の業と云うか難儀を感じますですね。今日もそういう意味でですね、ほんとにもう無駄な抵抗を止めさせようとする神様の働き。兄弟親達の信心があの様にしてあっているのにとほんとに思いましたですね。
どうぞ。